金華山ウォーキング

金華山は、標高329mで、山頂には岐阜城がそびえている。戦国時代、金華山は稲葉山城と呼ばれていた。稲葉山城主として斎藤道三から義龍、龍輿と三代続いたが、織田信長に攻略され岐阜城と改められた。この天守閣からの眺めは素晴らしく、濃尾平野と長良川を一望でき、「美濃を制する者は天下を制する」と言われたことが実感でき、天下を取った気分を味うことができる場所でもある。

今回のウォーキングコースは、瞑想の小径といわれる金華山の北側の斜面の緩やかな登山道を約1.5時間ほどかけて登るコースであった。3分の2ぐらいは登りやすく、残りの3分の1は急な斜面を登り、久しぶりに疲れたウォーキングであった。山頂に登りきった時、充実感で一杯になるとともに、お握りをおいしく食べることもできた。山頂で1時間ほどゆっくりした後、七曲り登山道を約40分かけて下山した。登りで膝に負担を掛け過ぎたため、下りは膝がガクガクとなり、きついウォーキングとなった。

帰りは時間に余裕があったため、長良川の鵜匠宅を訪れ、鵜を飼って

いるところを見ることが出来た(写真参照)。鵜匠は明治以来、宮内庁式部職の位が授与されており、長良川の鵜匠の6人、関市小瀬の3人と合計で9人だけとのことであった。

鵜匠は親から子へと引き継がれる世襲制であり、伝統技術を継承している。中小企業も親から子へ引き継がれるためには、古い技術を継承すると共に、技術革新も積極的に挑むことも必要かなと思いながら鵜を見てしまった。

Zebeta

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