大相撲中止を思う

八百長問題に揺れる日本大相撲協会は、春場所の中止を決めたと新聞で見た。1946年夏場所以来で65年ぶりとのことである。私は、栃錦、若乃花の時代から相撲のファンであり、大きな衝撃を受けた。なぜ八百長が発生したのかを根本的に考える必要がある。一番の問題は、親方の弟子の育て方に原因があるのではないか?短期的な見方で弟子を育てすぎていないか。時代の変化に対応して、厳しさがなくなり、小手先の技や甘やかしで育てており、人間教育を忘れているような気がするのである。将来を見据え、弟子のためを思っ

た育て方がされていないのである。親方は、一時的な苦しさを乗り越えるような我慢強さを養い、一つ一つの技を身につけることを教えるべきと思えるのである。

中小企業においても、目先のことばかりを考え、その日暮らしのような経営は、一時的には良いが、長期的にみると廃業に追い込まれているように思える。将来を見据え、一時的には苦しいが頑張り通すことが大切である。また、時代の変化に対応するような技術を日ごろから身につけることが重要であると思われる。大相撲の春場所中止を見て、ちょっと思ったことです。

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