桜と城を見たくて彦根城に来た(桜は三部先であったが)。彦根は関ヶ原の戦いで敗れた石田三成の後、井伊直政(徳川四天王で、井伊の赤備えで有名)が入封した土地である。
彦根城は井伊直政の世子・直継が約400年前に築城した。天守閣に向かう道は大きく左右に曲がりくねって、斜面も急となっている(石段は、踏み高や踏み幅が微妙に変えたりしてテンポよく上がることが出来ない工夫がされている)。彦根城天守は3重3階となっており、階段は非常に急な勾配となっており、敵が攻められないようになっていた。
井伊直弼が過ごした埋木舎の外堀に沿って行くと京橋口に至り、ここから夢京橋キャッスルロードが続く。ここは食事処や土産物店が並んでおり、にぎやかな通りであった。たくさん歩いたので、ここで贅沢な昼食(近江牛のステーキ重)を頂き、お土産は幾つかの銘菓(埋れ木、三十五万石など)を買った。
青春切符を使っての旅行で、一日中歩き回ったこともあり、帰りの電車は爆睡状態であった。