中小企業経営者の役割とは

永続している企業の7つの特徴は、法政大学の坂本教授が下記のように明らかにしている。   ①戦略よりも理念、②モノより人材、③業績より継続・幸福、④株主より社員・顧客・仕入先、   ⑤景気・流行より正しいか・自然か、⑥規模より社会性、⑦守るより革新

企業が継続していく為には、社会構造の変化に対応し続けることであり、そういう企業が生き残ることが出来るのである。経営者の仕事は企業を経営することであり、社会に貢献(存在価値を認められるような活動)できるように、組織を運営することである。その為には下記のような経営者の2つの役割があると思われた。

1つ目は、理念に基づいた経営戦略を立案し、経営環境の変化に対応することである。経営理念を追求し、経営目標を明確にして、それに達する為の手段とシナリオを纏め上げることである。  2つ目は、経営課題(経営戦略の目標)に対応する為に、従業員のスキルアップとそれが組織的に有効に発揮できるように人材育成を行うことである。                          経営理念に基づいた経営戦略がなければ企業の継続性の保障が出来ないと共に人材育成をしなければ企業の継続性の保障は出来ない。中小企業の経営者は、特に人材育成が重要であることを強く認識することが大切である。なぜなら、人に優れた企業が淘汰されることはないからである。

昨今の不安定な日本経済の中で、中小企業はどのように生きるべきかを考えた時、経営者の役割について上記の2つの役割が重要ではないかと思われた。

 

 

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