今回は京の隠れ里「柚子の水尾」を歩き、初冬の京の香りを楽しむウォーキングであった。保津峡駅(写真)まで京都駅から電車で行き、そこから水尾の里まで緩やかな登り坂を約4Km歩いた。途中で5分ほどの休憩があったが、登り坂のため非常に疲れた。
水尾の里は豊かな自然に恵まれ、今も昔の面影を残しながら伝統を守り続けている所であり、清和天皇ゆかりの地として清和天皇陵がある。清和天皇は31歳で崩御されたが、多くの子があり、この子孫の多くが臣籍降下して清和源氏となった。中でも枝葉広く栄えたのが第六皇子貞純親王の子経基王の子孫で、源頼朝・足利尊氏をはじめ武家源氏の大半がこの系統から出た。
水尾の里に入り、先ずは清和天皇社(写真)に行った。(祭神は第56代・清和天皇、元来の氏神という四所大神を祀る。)水尾の里を歩くと、