イノベーションのジレンマ

日本で唯一のDRAMメーカーのエルピーダメモリが2月27日に会社更生法の申請を行い、自主再建を断念した。リーマンショック後、産業活力再生法の適用を受け自主再建中であったが、市場低迷や円高の影響などで業績は低迷していた。理由としては、韓国のサムスン、米マイクロンにより競争力を奪われたからである。これはいわゆるイノベーションのジレンマが起きていたからだと思われる。

イノベーションのジレンマとは、優れた特色を持つ商品を売る巨大企業がその特色を改良することのみに目を奪われ、顧客の真の需要に目が届かず、その商品より劣るが、新たな特色を持つ商品を売り出し始めた進行企業の前に力を失うことである。なぜなら、多くの場合、優れた大

企業は、高性能、高利益率の市場を目指して競争するうちに、当初の顧客の需要を満たしすぎたことに気がつかないからである(過剰品質となっている)。そのために、低価格の分野に空白が生じ、破壊的技術を採用した競争相手が入り込む余地が出来、それが優良企業の失敗に繋がるのである。

破壊的技術は、初期においては、主流から外れた少数の、たいていは新しい顧客に評価される特徴がある。破壊的技術を利用した製品の方が、通常は低価格、シンプル、小型で、使い勝手が良い場合が多いからである。この破壊的技術こそ中小企業が持つべき技術であり、成長の源となり得るものである。        参照:イノベーションのジレンマ(クレイトン・クリステンセン)

zp8497586rq
カテゴリー: 未分類 | イノベーションのジレンマ はコメントを受け付けていません

BCP(事業継続計画)について

昨日、BCPセミナーに出席し、BCPの必要性を再確認できた。「BCPとは何か?」というと、企業があらゆるリスクに対して倒産せず経営を継続させることを目指す、計画のことである。

中小企業においては、必要性は感じても、なかなか行動できないようである。その理由は①時間がない②人がいない③費用をかけられない等である。しかしこれらの理由はやらない理由であって、出来ない理由ではない。自分の身は自分が守ることが基本であり、先ずは下記のBCPのポイントの中から出来ることから始めることである。

BCPのポイント server information

カテゴリー: 未分類 | BCP(事業継続計画)について はコメントを受け付けていません

継承地ウォーク(城ケ島)

3月10日のウォークキングは北原白秋の歌にも詠まれた神奈川県三浦半島の南端の島、城ケ島であった。小雨の中のウォーキングであったが、「城ケ島の雨」という歌があるとおり、雨の方が風情があって良い。歌碑(写真)のところでみんなで「城ケ島の雨」を歌った。

ところで、歌の中にある「利休鼠の雨」という言葉があるが、どんな雨か?これは、城ケ島に暗緑色の灰色がかった雨が降っている状態を表したものでるとのことである。さすがは北原白秋である。

この島には自然が作った海蝕洞穴で、馬の背洞門(写真)が有名である。高さ8m、横6m、厚さ2mで、長い年月をかけて波浪、風雨によって作られたものである domain seo information .

カテゴリー: 未分類 | 継承地ウォーク(城ケ島) はコメントを受け付けていません

褒めて、人を使う

人を上手く使う方法として、山本五十六の「やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、褒めてやらねば人は動かじ」という有名な言葉がある。

先日、西村氏が講演した「ほめ達セミナー」に参加し、現代の若者を上手く使う方法として、3つの言葉で褒めることで、びっくりするほど成長することを学んだ。

褒めると心の視野を広げることができるが、怒ると狭い視野となり欠点ばかりが見えてしまう

カテゴリー: 未分類 | 褒めて、人を使う はコメントを受け付けていません

ホテルでジャズを聴きながら

先日(2月20日)、浜名湖湖畔のホテルのバーで4回目のジャズピアノコンサートがあり、大学時代の友人とカクテルを飲みながらピアノの音色を楽しむことができた。今回で3回目の出席であり、出席だけから言うと優等生である。

浜名湖に映る民家や街頭の灯りが湖面に揺らいでいる

風景を楽しみながら、ほろ酔い気分で聴くジャズピアノは最高であった。また、学生時代に戻って友人と人生を語らうのも良いものだと思うような、そんな歳になったことを感じながら、カクテルをもう一杯頼み、のんびりとした時間を楽しむことができた。

 さ~て、明日から頑張るか!

zp8497586rq
カテゴリー: 未分類 | ホテルでジャズを聴きながら はコメントを受け付けていません

景勝地ウォーク(犬山の城下町散策)

今回のウォークは木曽川うかいや日本ライン下りで有名な犬山の木曽川の河川をスタートし、犬山の城下町を散策する約2時間30分のコースであった。

先ずは木曽川遊歩道を歩き、歩道から犬山城を見るポイントを教えてもらった。木曽川遊歩道の散策コースの岸は桜並木となっており、春の桜の満開時期には城と桜のマッチングが素晴らしい景観となるとのこと。

犬山の城下町は総構えと呼ばれる、城と城下町の外周を掘りで囲い込んだ城郭構造をそのまま残し、寺町等がある町である。どんでん館に立ち寄り、8m程ある3層の山車が展示されている。非常に優美な山車である(下記写真参照)。のんびりと本町を散策し、通りの端にある犬山城に登る。この城の正式な名称は「国宝犬山城」であり、国宝に指定されている4城の1つである(その他は彦根城、姫路城、松本城)。中の階段は非常に急であり、スリッパは脱いで登った方が良い。天主閣からの眺望は素晴らしい。最後にからくり展示館に行き、「茶運び人形」や山車に載っているような人形の実演を見せてもらった。このからくりは写真のように黒い仮面をかぶる等を、操りの手さばきで人形の素早い動作に思わず見とれてしまうと共に、そのからくり(写真)に感心した。日本のものづくりの原点であり、今後の

カテゴリー: 未分類 | 景勝地ウォーク(犬山の城下町散策) はコメントを受け付けていません

コンドラチェフの波

イーストマン・コダック社が経営破綻したのは「コンドラチェフの波」を見送ったからだという記事を見た。確かにコダック社はアナログからデジタルへの転換が遅れたのは事実である。コダック社はデジタルカメラを1975年世界で初めて開発したが、商品化に遅れてしまったのである。

「コンドラチェフの波」とは、何か?景気循環には4つの波が知られている。1つ目はキチンの波という約40ヶ月の短い周期の企業の在庫変動に起因するものである。2つ目はジュグラ-の波といわれる約10年周期の循環で、企業の設備投資に起因するものである。3つ目はクズネッツ

の波といわれ約20年周期の建設需要に起因するものである。4つ目はコンドラチェフの波といわれる約50年周期の技術革新に起因するものである。

コダックの場合、アナログカメラの技術において世界一の為、次世代のデジタル技術が来ることを知り、技術開発を行いながら商品化をためらったのである。そして10年遅れてデジタルカメラの着手にした日本勢が商品化を行い、今や世界の市場では圧倒的なシェアを誇っている。コダックの経営破綻は、絶頂期においても次世代の技術革新(イノベーション)には目を光らせ、一歩前に出ることの大切さを教えるものである。

zp8497586rq
カテゴリー: 未分類 | コンドラチェフの波 はコメントを受け付けていません

新春ウォーキング(伏見稲荷)

あけましておめでとうございます。今年初めてのウォーキングは京都伏見稲荷初詣と稲荷山から今熊野観音と稲荷山付近を回るウォーキングであった。伏見稲荷大社は約1300年にわたって、人々の信仰を集め続けるお稲荷さんの総本宮である。先ずは、この稲荷大社で本年は素晴らしき年になるようにお参りした。

お参りした後、千本鳥居を通り、奥社奉拝所にて「おもかる石」を持ち上げて、

カテゴリー: 未分類 | 新春ウォーキング(伏見稲荷) はコメントを受け付けていません

リーダーの役割

中小企業において、事業の目的を実現するための機能としてイノベーション(革新)が欠かせない。特に、リーダーの自己革新が重要である。何故なら、リーダーの自己革新によって、それはリーダーの言動となって

表れ、企業全体の活動に大きな影響を与えるからである。

 リーダーの役割は、若い世代に行動や考え、そして感情において内面的な強さを指導することである。また、率先垂範でリーダーとしての自覚を見せる、

zp8497586rq
カテゴリー: 未分類 | リーダーの役割 はコメントを受け付けていません

景勝地ウォーク「中設楽」

今回のウォークは「森と川のせせらぎ」をのんびりと楽しむウォークです。スタートから1時間程で昼食を取り、1時間ほど休んでまた1時間ほど歩きます。ゴール地点では、ゆっくりと温泉につかるため2時間ほど休むというスケジュールです。約7Kmのウォークの為、殆ど疲れは感じませんでした。(これで6回目の参加の為、鍛えられたということもありますが)

先ずは城山までのウォークです。設楽城跡

カテゴリー: 未分類 | 景勝地ウォーク「中設楽」 はコメントを受け付けていません