4月9日に多治見の市之倉陶祖祭りに行ってきました。仙太郎窯では、陶芸作家で有名な安藤日出武氏と会うことができ、志野、黄瀬戸茶碗の説明をしていただき、大変感銘しました。特に黄瀬戸は一般的な黄色の茶碗ではなく、還元雰囲気で焼かれたもので、光沢はないが味深い作品となっていました。デジカメで黄瀬戸の茶碗を写しましたが、茶碗の持つ感じを上手く写すことができませんでした。志野焼の茶碗は下の写真のように上手く写すことができました。
黄瀬戸を還元雰囲気で焼成するような新しい技術に挑む安藤氏には非常に感動しました。従来方法から新し
い技術で作品を作り出す革新的な考えは、中小企業の皆さんにも通じるところがあるのではないかと思われます。現状に満足せず、常に経営革新、技術革新に挑むことが必要と思います。黄瀬戸茶碗をそんなんことを考えながら、見ていました。