「潮騒の舞台」の神島ウォーキング

今回は三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台となった神島を歩いた。周囲3.9Kmの島であるが、坂道が多く2時間ほどで島を1周した。神島には渥美半島の伊良湖港から15分ほど(やや小さな船のため波に揺られながら)で神島漁港に着いた。

この町は坂道が多く、毎日この道を歩くと足腰が強くなりそうである。時計台は、各家に時計がないころ,島内で人通りが多いこの場所に設置したとのことである。八代神社は、石段が214段あり、これを一気に登ったが、最後には足がガタガタとなってしまった。この神社は潮騒の主人公の新治と初江が結婚の約束を果たした神社である。

神島灯台は明治43年5月1日に点灯し、100年の歴史がある。ここからは伊良湖水道が一望でき、この景観は何とも言えないほどの素晴らしいものであった。監的哨は、高射砲の弾丸着弾点を確認するために建設されたものであり、潮騒のクライマックスシーンとして有名な場所でもある。カルスト地形は石灰岩が長い年月の間、海風や雨水に浸食されてできた地形であり、天然記念物に指定されている。

ウォーキング終了後、待ちに待った昼食であり、名物のタコ飯弁当(アラメ巻きも「おかず」としてあった)は非常に美味かった。昼食後は時間があったので、帰りの船の時間までのんびりとした時間が流れる神島漁港の周りをゆっくりと散策した。漁港にあるタコツボが、神島の雰囲気をより醸し出していた。

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