三原山ウォーキング

今回のウォーキングは、椿咲き誇る早春の伊豆大島を歩くものであり、三原山の火口を周遊する遊歩道を歩くのが目的である。 ただ、2月8日、15日に雪が降り、積雪状態により変更はあるとのことで、出発した。

【1時限目】熱海港から高速ジェット船(写真)にて約45分にて大島の元町港に着いた。天気が良く、波が静かであったため、元町港着となった。この時期は波が荒く、岡田港に着くのが一般的とのことである(出足好調)。港から三原山頂口まで大島観光バス出20分程であった。三原山は伊豆大島の最高峰で標高785mである。三原山には雪があったが(写真)、とりあえず出発したが、15分ぐらい歩くと写真のように雪が積もっており、残念ながらそれ以上のウォーキングは中止し、戻ることとした。

ジェット船三原山頂上雪中行軍

【2時限目】ウォーキングを止め、バスで大島1周観光に変更した。①バスから地層切断面(写真参照)を眺めた。100層程積み重なった見事な縞模様は、おおよそ150年前後に1度といわれている大噴火によってスコリア火山灰主体の降下堆積物で形成されている。大島では【バームクーヘン】と呼ばれるこの地層は、1953年道路建設工事中に偶然発見されたもので、自然遺産的価値を有するものである。②波浮港(写真参照)は、野口雨情作詞・中山晋平作曲の『波浮の港』で一躍有名になった港であり、かっては火山の火口湖であったが、大津波で海とつながり、その後崖を切り崩し港口を広げて港となった。この港は、波浮港見晴らし台からの写真のように、湖のように穏やかで静かな美しさをたたえていた。

地層切断面波浮港 

③都立大島公園・・この公園には、椿園に椿春祭りメイン会場として椿プラザが開設され、あんこのて踊り等の催しがある(写真参照)。椿園は園内を9のゾーンに整備を行い、現在では約450品種3700本の園芸種とヤブツバキ約5000本を有する国内最大規模の椿の植物園である。珍しい椿として黄色の椿(写真)が印象的であった。

アンコさんの踊り黄色い椿

【3時限目】観光バスで大島を一周し元町港へ戻ってくると、スタンプラリーにて3箇所以上のスタンプを集めると、いろいろな賞品が当たる抽選に参加できる。外れはなく、最低でも深層海塩飴が1個貰える。ドキドキしながら抽選を行ったところ、大当たりで大島椿賞(大島椿・・椿油)を貰うことができたので、愚妻のお土産とした。帰りも元町港から高速ジェット船に乗って熱海まで帰った。ジェット船は安定した走行で、波の影響を受けないため船酔いをすることがなく、快適であった。

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